私は、10年程前の開業以前に、ペットシッターの学校にたくさんのお金と時間を使いました。
しかし、当時のスクールの同級生の中で、開業してお仕事しているのは私ともう一人だけです。
あとの人はというと、資格だけ持っていて全く関係のないお仕事をしています。
開業にあたり、学校での教えで参考になったことはあまりにも少なく、実践の場とはかけ離れた実習と感じました。時間も、お金もかけたのに何だったんだろう・・・という気持ちが今でもあります。
スクールで、開業した生徒さんが少ないことの要因は色々と考えられますが、一番の要因はこちらではないでしょうか。
「ペットシッターとして、お仕事したい気持ちはあるけど、開業するのは怖い。不安。」
そうなんです。色々勉強もして、資格も取れたけど、いざ、自分でお仕事するとなると、学校で習ったスキルとは違うスキルが必要になるのです！
では、私たちは、どうやって開業しお仕事をしてきたかというと、現場の積み重ねです。最初は手探りの状態でしたが、
一つ一つの現場を大切にし、実践から学んできました。たくさんの、ワンちゃん・ネコちゃんに会い、たくさんの飼い主様に会い、1000頭以上の犬を見てきました。自分たちで工夫し模索した開業カリキュラムです。その中で、独自の開業理論と、実習を構築しました。